



太陽光発電って本当に元がとれるのー?

なんやそんなことか。
せやったら今日は太陽光発電が何年で元が取れるのか、実際にシミュレーションしてわかりやすう解説したるわ。

お願いします!!
太陽光発電は何年で元が取れるのか?

結論から言うと家庭用の太陽光発電では大体10年前後で元が取れる。


実際にこの10年がどうやって導き出されたか、基本的に計算式は、
[儲け]ー[かかった費用]=??円
で導き出される。

ひあわわわ…。

[かかった費用]で一番大きいのは、太陽光パネル設置費用やな。
それに毎年のメンテナンス費が発生する。
[儲け]は売電収入と太陽光発電で作った電気を使った分電気代(=買ったらいくらだったか)やな。


じゃあそれぞれの項目について解説していくで〜。
太陽光パネル初期導入費用

まずは太陽光発電施設設置にかかる費用や。
これは条件によってだいぶ幅があるけど平均的なケースを紹介するわ。

すごい掛かるイメージ……

資源エネルギー庁の資料によると2024年の1kWあたりの新築住宅用設置費用は28.6万円やった。
参考:資源エネルギー庁 太陽光発電について


平均的な住宅用はだいたい4.5kWやから初期導入費用は
28.6万円×4.5=128.7万円となる。

ひぇえ〜130万近く…。
地方自治体からの補助金

太陽光パネルは設置には100万円以上かかる。
せやけど、例えば東京都世田谷区で新築住宅に太陽光を設置する場合は…
東京都から1kWあたり10万円(3.3kW超の太陽光パネル)さらに世田谷区から1kWあたり3万円(上限30万円)がもらえる(2025年4月時点)。

おお!?
すんごいもらえる!!


せやから初期設置費用は4.5kWやったら
128.7万円ー(10×4.5+3×4.5)=70.2万円になる。
メンテナンス費

あとかかる費用としては、メンテナンス費がある。
3〜5年に1回は定期点検が必須や。
さっきの資源エネルギー庁の資料によると定期点検費用の平均値は1,061円/kW/年やった(2024年)。
参考:資源エネルギー庁 太陽光発電について



パワコン高っ!!

ただ東京都やったらパワコン交換に上限10万円の補助金が出る。
せやから4.5kWの太陽光発電のパワコン交換費用を含めた年間運転維持費は
4.5kW×1061円+{(42.3−10)万円÷20年}=20924.5円になる。
約21000円や。
売電収入はどれくらいか?

一方の[儲け]の部分は?っちゅうとまずは余った分を売る売電収入や。

うんうん。

ポイントは作った電気は全部売るんとちゃうくて、まずは自分ちで電気を使って余った分を売るっちゅうことやな。




じゃあ作った電気は全部自家消費に回せばいいんだね。

それがそうもいかんのや。
電気は、ためることができん。
せやから作った電気はすぐ使うか、すぐ送るしかあらへんのや。

ん?んんん??


問題は太陽光パネルが発電する時間と家で電気を使う時間が完全には、かぶらんっちゅうことや。
太陽光パネルが一番発電する時間はいつや?

ひ、昼間?

せや。
晴れの日の昼間が一番多い。
一方で夜は発電せん。
発電量と使用量が一致せーへんのや。


このグラフで言うと水色の面積が大きくて、赤色の面積が小さいほうがええけど、そううまくいかんのや。


そーなんだー。

この面積を変える方法の一つに蓄電池の活用がある。
蓄電池の話はまた別の機会にするわ。
年間の売電収入

で、本題の売電収入はいくらかになるか?やけど、まず住宅用の年間の発電量は1kWあたり約1200kWhになる。
せやから4.5kWの太陽光パネルなら
4.5×1200kWh=5400kWhになる。
年間5400kWh発電するっちゅうことやな。

ほうほう。


ちなみにさっきから出ているkWとkWhの違いやけどkWは水の勢い、kWhは溜まった水の量のイメージや。


資源エネルギー庁の資料によると売電の平均的な比率は67.3%らしい。
参考:資源エネルギー庁 太陽光発電について


年間の売電収入と自家消費の相殺分は……


おお〜。
10万円超えてるー!!

まあ条件によって変わってくるが太陽光発電の年間収入は約10万円や。

何年で元が取れるのかシミュレーション

今まで出してきた金額で実際に計算してみるでー。
東京都世田谷区に4.5kWの太陽光発電設備を新築で導入した場合。


ほう?


よって9年目で元が取れる計算や。
それ以降は基本的に黒字になる。


わ〜。
9年で元がとれるんだ〜!!
すご〜い!!

まあ何回も言ってるように条件によって幅はある。
パネル設置容量や補助金などによって変わってくる。

はいはい。

あと今回計算には入れやんだけどパネルの劣化率っちゅうのがある。
新品が100%発電できるとしたら1年で0.3〜0.5%くらい劣化していくと言われちょる。


せやから年々発電効率は悪くなってくが、それでも9年目、10年目には元が取れる計算や。
よって最初に出てきた太陽光発電は10年前後で元が取れるっちゅう結論になる。


今回の解説はここまでや。
最後に今日のまとめや。
今日のまとめ
- 太陽光発電では大体10年前後で元が取れる
- [儲け]ー[かかった費用]=??円で収支計算できる
- 1kWあたりの新築住宅用設置費用は30万円弱
- 東京都から1kWあたり10万円(3.3kW超の太陽光パネル)の補助金が出る
- 3〜5年に1回は定期点検が必須
- パワコン交換費も含めた年間のメンテナンス費は約2万円
- 売電するより自家消費したほうがお得
- 発電量と使用量が一致しないため、余剰電力売電と電気を電力会社から買う必要がある
- 蓄電池の活用で余剰電力を溜められる
- 住宅用の年間の発電量は1kWあたり約1200kWhになる
- 太陽光発電(4.5kW)の年間収入は約10万円
- 太陽光発電(4.5kW)では9年目で元が取れる計算になる


