




太陽光パネル設置に適した屋根の形や種類ってあるのー?

もちろんあるでー。
今日はその辺について解説したるわ。

お願いしまする。
屋根の種類と太陽光パネル設置

家の屋根の形ってぎょうさんあんねんけど、普及率が高いのは4種類ある。
- 切妻屋根
- 寄棟屋根
- 片流れ屋根
- 陸屋根
や。

1.切妻(きりづま)屋根

切妻屋根は最も一般的な屋根でシンプルな構造なため建設費も安くて済むのがメリットやな。


切妻屋根は屋根の面積も大きく、形も長方形で太陽光パネルが設置しやすい屋根の一つや。


屋根が南向きならその南面に設置するのがベストやけど、もし東西方向に向いてるなら東西両面に設置するパターンもある。
一面あたりは真南が最も発電するけど、東西向きでもそれなりに発電するから両面に設置したら太陽光発電の設置面積が増える分、発電量も増える場合もある。


どっちのがええかはケースバイケースや。
ちなみに北面は発電効率も悪いし、反射光問題もあるから設置には向いてへん。

へー。

真南の発電効率を100%とすると南東/南西は約96%、東/西は約83%、北は約62%になる。
参考:太陽光発電協会

2.寄棟(よせむね)屋根

寄棟屋根は4面の屋根で台風に強いのが特徴や。


寄棟屋根は一面あたりの面積が小さく形も台形や三角形のため太陽光パネルをたくさん載せづらい。

3.片流れ屋根

片流れ屋根は傾斜のついた1面の屋根や。


片流れ屋根は屋根面積が大きく、南面を向いていれば最も太陽光パネルを設置するのに向いとる屋根や。
せやから新築で太陽光発電を最大限に生かしたい場合はこの片流れ屋根が選択肢に入ってくる。


じゃあ片流れ屋根だったら絶対太陽光発電付けなきゃね。

ただ問題は片流れ屋根の既築住宅の場合、屋根が北面を向いとる物件が多いっちゅう点や。
北向きと太陽光発電は相性最悪や。


北向きが多い理由は地域によって「北側斜線制限」っちゅう、日照を確保するため建物の高さを制限する決まりがあるからなんや。

そ、そうなんだー。
でも南向きなら完璧な屋根だね。

片流れ屋根自体の弱点として、雨漏りしやすかったり風に弱いっちゅう点が挙げられる。
新築は別やけど既築住宅に太陽光発電を設置する場合はその点も気を付けなあかんでー。

4.陸(りく/ろく)屋根

4つめは陸屋根や。
傾斜がなく平らな面が一面の屋根や。


わー。
平らで太陽光パネルが設置しやすそうな屋根だねー。

方位関係なく、どの角度からも陽が入るから、


一見、太陽光パネル設置に向いてそうやけど……

そうだよねー!!
いままで方位のこと散々言ってたもんねー。
じゃあこの陸屋根と太陽光発電は相性ピッタリだ!!

最後まで聞けや!!
陸屋根に太陽光パネルを設置しようと思うとパネルに角度つけたり、風で飛ばんように基礎をしっかりせなあかんだりで実は施工が大変なんや。


ええ〜。

陸屋根自体の弱点として雨漏りしやすいっちゅうのがある。
そこに太陽光パネルを設置しようとするとしっかりと防水処理が必要になる。


ううう……
じゃあ陸屋根と太陽光発電は相性悪いか…。

まあただ、そこさえしっかり対策すれば陸屋根は、さっき言うたように方位に縛られやんし、屋根面積も広いし、平らやから設置作業がしやすいっちゅうメリットがあるでー。

ベストは片流れ屋根

各屋根の特徴を表にすると以下のようになる。


まとめると新たに家を建てるとして、太陽光発電のことだけ考えると「南向きの片流れ屋根がベスト」や。


なーるへどー。

まあただせっかく新築するのに太陽光発電のために全振りするのもあれやから、そこは考えどこやけどな。
それぞれの屋根のメリット、デメリット踏まえて検討するとええわ。
今日の解説はここまでや。

ありがとうごじゃいましたー。
今日のまとめ
- 一般的に多く普及している屋根は4種類
- 切妻屋根
- 寄棟屋根
- 片流れ屋根
- 陸屋根
- 切妻屋根は最も一般的な屋根でシンプルな構造なため建設費も安くて済むのがメリット
- 切妻屋根は屋根の面積も大きく、形も長方形で太陽光パネルが設置しやすい屋根の一つ
- 寄棟屋根は4面の屋根で台風に強いのが特徴
- 寄棟屋根は一面あたりの面積が小さく形も台形や三角形のため太陽光パネルをたくさん載せづらい
- 片流れ屋根は屋根面積が大きく、南面を向いていれば最も太陽光パネルを設置するのに向いている屋根
- 片流れ屋根の既築住宅の場合、屋根が北面を向いている物件が多い
- 片流れ屋根自体のデメリットとして、雨風に弱い点が挙げられる
- 陸屋根は太陽光パネルの施工が大変

