メガソーラーが環境破壊?
しょうがあらへん。
じゃあ今日は、無知なマン太のためにメガソーラーと環境破壊についてわかりやすく解説したるわ。
わーい。
メガソーラーとは何か
メガソーラーとは、大規模太陽光発電システムのことで1000kW以上を発電する施設や。
ほうほう。
ところで1000kWってどれくらい?
家庭用太陽光発電が多くても10kWやから、家庭用100軒以上分やな。
へー。
まあポイントは、メガソーラーには広大な土地が必要になる点やな。
へー。
メガソーラーのメリット
メガソーラーのメリット①発電時にCO2を排出しない
メガソーラーのメリットのとしては、まあまずは発電時にCO2を排出しない点や。
うんうん。
日本の電力供給の約8割が火力発電によって賄われとるけど、化石燃料を燃焼させて発電する火力発電は、大量の二酸化炭素を排出する。
参考:資源エネルギー庁 総合エネルギー統計
うーん。
知っての通り二酸化炭素は地球温暖化原因物質の内の一つや。
ほんで化石燃料は二酸化炭素の他に大気汚染の原因物質である窒素酸化物(NOx)や硫黄酸化物(SOx)を排出する。
うーむ。
メガソーラーのメリット②安定収入が見込める
メガソーラーのメリット2つ目は安定収入が見込める点や。
どういうことー?
日本ではFIT(固定価格買取)制度があるから20年間は、決まった価格で作った電気を買取してくれる。
1000kWのメガソーラーの年間売電収入は、ざっと1000万円以上や。
せやから20年で2億円は収入になるわけや。
にににに、二億ー!!?
まあもちろん、初期設備費、土地代、メンテナンス費もあるからそのまま2億が入ってくるわけやないけどな。
メガソーラーと環境破壊
いよいよ本題のメガソーラーと環境破壊の関係性についてや。
うん。
メガソーラー建設には広大な土地が必要って言うたけど、日本のような山ばっかりの狭い国では、場所が限られてまうんや。
広い土地ってどれくらい必要なのー?
メガソーラー1000kWで大体1.5ha必要や。
1.5ha?
大体サッカーコート2面分くらいやな。
ひぇえ〜。
ひっろい土地が必要なんだね〜。
平地でこれくらいの土地がまとまって空いてるなんてあんまないから、山を切り開いてソーラーパネルの設置場所を作るわけや。
エコな太陽光発電でー環境破壊がー!!
さらに平らな土地が少ない日本において、急峻な地形に太陽光パネルを設置する例も見られ、土砂崩れの懸念も抱えとる。
ひぇえ〜。
持続可能な社会実現のために
こんな感じでメガソーラーは、環境破壊につながるリスクも抱えとる。
太陽光発電はメリットもあるけど、デメリットもあることはしっかり把握せなあかん。
ただ、持続可能な社会実現のためには、太陽光発電をはじめとする再生可能エネルギーの利用は欠かせへん。
うん…。
世の中には金儲けだけを考えとる悪い業者もおるから、こういったことがニュースになってまう。
メガソーラー建設には地域住民の理解が必須やということは肝に命じとかなあかんな。
うんうん。そうだねー。
でも、やっぱりメガソーラーを建設するには環境破壊が付き物なの?
何かいい方法はないのかなー?
今まで取り上げてきたのは、メガソーラー建設で新たに森などを開墾する場合の話や。
例えば、日本には作物を作らんくなった田んぼや畑の「耕作放棄地」がぎょうさんあるから、そこにメガソーラーを作れば、土地の有効活用にもなって、環境破壊のリスクを減らせる。
おお〜。
な〜るほどー。
他にも水面に設置したり、農作物を作りながらその畑にソーラーパネルを設置する方法(ソーラーシェアリング)もある。
わぁー!!すごーい!!
まあこれらの方法にはメリット、デメリットあって技術発展途中ではあるけど、なんとか「持続可能な社会を実現」しようとしとんのやな。
おお〜。
僕もしっかり勉強して、地球のためにできることを考えようかなー。
今日の解説はここまでや。
しっかり復習するように。
はーい!!
まとめ
- メガソーラーとは、大規模太陽光発電システムのことで1000kW以上を発電する施設
- メガソーラーには広大な土地が必要になる
- メガソーラーのメリット①発電時にCO2を排出しない
- メガソーラーのメリット②安定収入が見込める
- 設置場所を確保するため、山を切り開くケースがある
- 急峻な地形に太陽光パネルを設置する例もあり、土砂崩れの懸念も抱える
- 持続可能な社会実現のためには、太陽光発電をはじめとする再生可能エネルギーの利用は欠かせない
- メガソーラー建設には地域住民の理解が必須
- 耕作放棄地にメガソーラーを作れば、土地の有効活用にもなって、環境破壊のリスクを減らせる
- 新たなパネル設置方法として、ソーラーシェアリングがある